労災保険制度とは
労災保険は、働く人が仕事中や通勤途上でケガ・病気になった際、必要な給付を行うものです。
業務災害または通勤災害に遭ったときは、病院の治療費が支給されるほか、やむなく休業せざるを得なくなったときは休業の補償があります。また、後遺障害が残った場合は障害の程度に応じて年金や一時金が支給され、死亡の場合には遺族への補償もあります。


労働者が業務災害に遭ったときは、事業主がその補償をしなければならないと労働基準法で定められています。
私たちが業務外で医療機関にかかるときは健康保険が7割を負担してくれるため窓口で3割を支払いますが、これが業務災害になると被災した労働者を雇用している会社(建設業では元請事業者)が10割を負担することになります。
この災害補償の負担を軽減するためにできた公的な保険制度が労災保険であり、従業員を雇用するすべての事業者(建設業においては元請事業者)に加入が義務付けられています。
労災保険では少ない保険料負担でさまざまな種類の給付が手厚く行われるため、被災した労働者を守る制度と思われがちですが、実は事業主を守るためのものであるとも言えるのです。

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